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九紋龍史進
騎兵軍を統べる八虎将の一人で、先鋒を兼ねる第二十三位の好漢。全身に九匹の竜の刺青をしていることから、あだ名は「九紋竜 』。元は華州(かしゅう)の豪農の息子だが、禁軍教頭(きんぐんきょうとう)の王進 (おうしん)から武芸の手ほどきを受け、若年ながら武芸十八般の奥義を極めている。血気盛んで任侠を好み、朱武(しゅぶ) ら少華山 (しょうかざん)の盗賊と交わって頭領の一人となり、華州戦の際に梁山泊に入山した。数々の戦闘で活躍するが、方臘討伐の昱嶺関(いくれいかいん)攻めで敵の矢を浴び、義侠に捧げた一生を終えた。
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